アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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≪連載(361回目)≫アッシュブレインの資産運用ストラテジー 今週の相場展望(1月9日~1月12日)

プロフィール 投資歴24年、兼業投資家。投資で勝つために必要なのは、1に「メンタル」、2に「需給」を読む力、3に「ファンダメンタルズ分析」だと考えている。安定した資産形成を促すことを心がけている。

≪先週の相場振り返りと今週の見通し≫
新年、あけましておめでとうございます。
本年も、本稿では相場観に特化し、間違えることなきようにしっかり努めていく所存です。引き続きアクセスジャーナルをお引き立ていただきますよう、何卒お願い申し上げます。

昨年2023年度の日経平均株価の年間上昇率は+28%、値幅は+7,369円と34年ぶりの大きさとなる上昇となったこと、ここに記しておきます。アッパレな上昇でした。

さて、先週を振り返ると、日経平均株価の終値は33,377円と、前稿比+208円(※前項 +198円)の上昇となった。
また週末金曜日には米国の雇用統計が強く出た後に、ISM非製造業指数がかなり悪く(雇用指数がコンセンサス51のところ43.3で出た。新規受注も悪い)出るなどし、日経平均CFDは乱高下となるも、33,435円と小幅上昇で引けている。※直近安値は2023年10月4日に30,488円(※30,269円がCFD最安値)。逆に高値は2023年6月16日の34,003円。

TOPIX(東証1部全体)の週末金曜日の終値は、2,394Pと先週比+58P高。こちらは年始に、新NISAマネーが流れ込んだことが奏功したか!?

NYダウは、週間で+80ドル高となる37,466ドル(※前稿比+81)。
ナスダック指数は、週間で-469P安となる14,524P(※前稿+179)。直近最安値は2022年10月13日の10,089P。昨年11月22日の高値(16,212ポイント)比の最大下落率は、-37.8%のドローダウン。

新年1発目の取引となった1月4日(木曜日)の日経平均株価は、寄り付いた後に大崩れとなり、32,693円まで大きく調整し、後場になって反発するという展開となった。
これは昨年末にFOMC議事要旨が発表され、米国の早期利下げ観測がやっぱり不透明という見立てになったからであろう。これについて筆者は、すでに最大限の警戒をしており、半導体銘柄などの金利安メリット株を購入していなかったのは幸いだった。

その半導体指数である「SOX」は、3,933Pと前稿比-200Pと大幅に下がって引けている。今回の高値は2023年12月29日につけた4,234Pが最高値で、2022年1月4日につけた高値4,068PとダブルTOPのような形になってしまった。ここから少しでも下がるなら完全なダブルTOPになるので、そうなればこのセクターは買いづらい。

さて、新年一発目のストラテジーへと移りたい。
今週は1月11日(木)PM22:30に、米国「12月消費者物価指数CPI」が発表される。現在のところ、「先月よりもインフレが少し強めででる」というのがコンセンサスとなっておりこれについては安心感があるものの、新年の波乱の最大要因である米国の利下げを占う大事な経済指標であるので、この時間だけはPCの前に鎮座する所存だ。発表されてヤバイ雰囲気なら、ここで日経先物を売るつもりだ。

またこの日には日経平均の指数寄与度No.1となる「ファーストリテイニング」の決算と、半導体銘柄である「ローツェ」の決算もある。「ファーストリテイニング」に関しては、暖冬もあって、数字が悪いことは織り込まれているだろう。すでに「しまむら」が決算を出しているので、その辺は安心感がある。また「ローツェ」は最注目すべき決算。今回、数字が回復している可能性は低いので、とにかく翌日12日(金)の値動きに要注目だ。この動き方しだいでは半導体銘柄を買わざるをえなくなるが、その可能性は低いと考えている。

ただ、今週どう動くとしても、基本的にいまここで【買い】でエントリーすることはたいへん危険だという考えは、昨年末からずっと記してきた通りである。なんてったって米国の3指数は「9週連続の上昇」の後、いまようやく一服しているところなのだ。また、昨年終盤の日経平均株価は34,000円台乗せを、すごくイヤがっているように思えた。S&P騰落レシオ(25日)もまだ141.4。さすがに適切な調整を待ってから買いでエントリーすべきだろう。

また米国も12日(金)に「JPモルガン」「バンカメ」の決算が発表され、22日(月)の再来週からはGAFAMの決算が予定されている。12日(金)には国内で「安川電機」の決算も出て、週明け15日(月)の値動きを確認したいところであるので、必然的に今週は様子見となる可能性が極めて高くなるだろう。しかし可能であるならば一回、10%程度の大きめな調整がきてくれると【買い】でエントリーしやすくなって嬉しいのだが。

ちなみに、に上記のような、大きな調整局面がきたのなら、まっさきに購入しなければならないのは、やっぱり「半導体」銘柄になるだろう。日経の記事によると2024年7月からは、全体的に上向く予想になっている。
株価は、半年先の未来を折り込む性質があることを鑑みても、もう一回でも調整さえすれば無条件で買っていくべきだろう。その際、購入すべきは後工程の「アドバンテスト」となるだろう。これは前工程の「東京エレクトロン」などよりも、単純に株価が出遅れがちになるからである。

さて、今週のストラテジーをまとめると、今週は買い、は様子見を推奨としたい。逆に、日経平均株価が33,000円を割れる展開となった場合、一回は1月4日につけた32,693円を目指すことがありそうだと考えられるので、こうなったら日経平均を売りたい!

ちなみに、前稿でこの数値を下がったら危険と記した「ナスダック100」の16,552P、S&Pも4,697Pはすでに下回っているので、短期的には調整モードを警戒すべき週となりそうだ。
また年初からTOPIXのほうが、圧倒的に日経平均株価をアウトパフォームしているが、25日線2,353P、75日線は2,335Pが支持線となっており、特に2335Pを割るなら大きな調整となると考えている。現在は2,394Pである。

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