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<復活!!>『田沢竜次の昭和カルチャー甦り』第104回「『バス・ストップ』と66年音楽シーン」

 テレビドラマや映画やCMなんかで昔のヒット曲が流されることがよくあるが、現在放映中(テレビ朝日系)の『何曜日に生まれたの』(野島伸司脚本・飯豊まりえ主演)を観ていたら、主題歌に「バス・ストップ」が使われていたのでグッときちゃった。
平浩二のヒット曲(1972年)じゃないよ(これも好きな歌だけど)。60年代に活躍したホリーズというイギリスのロックバンドが1966年に出した大ヒット曲だ。こちとら中学1年当時、ラジオのポップス番組をいくつも聴いていた頃、「これはイケてる」って感じで友達が持ってたシングル盤レコードを借りたくらいだ。
 この頃のイギリス勢はヒットパレードを席巻していた。この年、来日したビートルズをはじめ、ローリング・ストーンズ、アニマルズ、デイブ・クラーク・ファイブ、ハーマンズ・ハーミッツ、ゾンビーズ、シャドウズなんてのが続々。で「バス・ストップ」の話だけど訳詞を検索してみると、雨の日のバス停で、傘を持ってない女性を自分の傘に入れてあげて恋が成就するという、ドラマとは関係ないハッピーな展開。テレビでは毎回最後に流れるシーンとのコントラストが抜群に決まっている。
 野島伸司脚本のドラマは、あんまし関心なかってけど、調べてみると過去にもカーペンターズ、プレスリー、アバ、サイモン&ガーファンクルとか、効果的に使っていたみたいだよ。それにしても1966年というのは、音楽面シーンだけでも黄金時代だったのだ。

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