アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「安倍元首相銃撃事件一周忌」に寄せて――納骨は7月23日。岸田首相も参加!?

7月8日、安倍晋三元首相が銃撃され死亡してから1年。
東京・芝の増上寺では自民党、清和政策研究会(安倍派)、安倍家合同で一周忌法要が行われ、岸田文雄首相、党幹部、首相経験者などが参列し、安倍昭恵夫人が一人一人に挨拶していたことは大手マスコミ既報の通り。
その昭恵夫人、午後には櫻井よしこ氏らが設けた「世界に咲き誇れ日本 安倍晋三元首相の志しを継承する集い」なる私的会合に参加。
「義父(安部晋太郎元外相)も主人も同じ67歳で亡くなった。主人の後を継いだ吉田真次さんは38歳。主人が初当選したのも38歳。主人の初当選が平成5年、今年は令和5年(吉田氏当選は4月)」旨、語った後、さらに先日、出雲大社に行ったが、その日が義母の誕生日と同じで、しかも10年前のその日に安倍元首相が参拝されたと僧侶から聞いたなどの偶然を縷々上げ、いろんなところで主人はメッセージをくれているんだと。森喜朗元首相はかつて「日本は神の国」といって問題になったが、「私は間違いなく、日本は神の国だなというふうに思っています」などと挨拶したのだった。
 その内容にも驚かされるが、この私的会合を設けた櫻井氏は、昔、英字新聞「クリスチャン・サイエンス・モニター」(米ボストン)に勤めていて、同紙はキリスト教系新宗教団体「クリスチャン・サイエンス」の創始者によって創刊され、安倍氏が銃殺された原因となった「統一教会」(現・世界平和統一家庭連合)系の新聞「世界日報」の会社と提携しており、櫻井氏は統一協会と親しい関係にあり、『WiLL』(23年1月号)で岸田首相と対談した際、自民党による統一教会排除の動きに信教の自由の立場から懸念を表明したことを昭恵夫人は知った上で参加したのだろうか?
しかも、この私的会合には岸田首相も参加し、「安倍元首相の遺志を継ぎ憲法改正、拉致問題の解決をして行きたい」旨、挨拶した。

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