アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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≪連載(326回目)≫アッシュブレインの資産運用ストラテジー 今週の相場展望(4月10日~4月14日)

プロフィール 投資歴24年、兼業投資家。投資で勝つために必要なのは、1に「メンタル」、2に「需給」を読む力、3に「ファンダメンタルズ分析」だと考えている。安定した資産形成を促すことを心がけている。

≪先週の相場振り返りと今週の見通し≫
先週末の日経平均株価の終値は27,518円と、前稿比▲523円(※前項比+656→ +51→ ▲810→ +217→ +474→ ▲60→ ▲158→ +162→ +126→ +830→ +433→ +146→ ▲261→ ▲1292)となった。※1月4日は25,662円。
金曜の夜の米国市場では雇用統計があったが、波乱はなく日経平均CFDも27,655円と強く戻ってきている。
TOPIX(東証1部全体)の週末金曜日の終値は、1,965Pと先週比-39P安。
米国のNYダウは、週間で+211ドル高となる33,485ドル(※前稿比+1036→ +376→ ▲48→ ▲1481→ +574→▲1010→▲42→▲52→+602→▲927→+672→+428)と続伸。
ナスダック指数は、週間で-133P安の12,088Pと(※前稿+397→+193→ +492)こちらは下落した。直近最安値は2022年10月13日の10,089P。昨年11月22日の高値(16,212ポイント)比の最大下落率は、-37.8%のドローダウン。

今週も、筆者の売買履歴を通じて相場の振り返りをしつつ、来週からの相場のストラテジーを組み立てていく。

月曜日夜。
「米国3月ISM製造業景況指数」がかなり悪く出て、ナスダック指数は小幅に下がった。これまでは、悪い経済指標がでると利上げ停止期待が高まり、株価指数にプラスに反応することが多かったようだとぼんやり考える程度。ここまでは基本、相場に対して上目線を維持していた。
しかし、夜にこの指標のまとめ記事を読むに、「雇用指数に関して2007年7月以来の低水準」だと書いてある。新規受注も44.3まで低下している。45を下回ってくるのはかなり深刻であると思うが。

火曜日。
「住信SBIネット証券」(7163)を購入。この企業は直近のIPO銘柄だが、会社の今後の先行き見通しが強気でその信頼性も高いと感じたので、本当はIPOの初値で買うべきだったと後悔していた。ここからしばらくは、ネット専業銀行は将来性がかなりありそうだと感じている。そしてここで買ったのは単純で、金融危機が落ち着いて、しばらくはジリ上げすると感じたから。この勘は当たっていたが。
火曜日夜。「米国JOLTS求人件数」が発表される。少し予想外であったようだが、求人が下がって出た。この指標の発表で、米国の金利は低下したのに、なぜかナスダック指数が-0.52%で終わっている。ナスダック100は-0.37%で引けていたが、これに違和感を覚えた。

水曜日。
朝イチで、ほぼすべてぶん投げる決断をする。売ったのは保有額2位の「三井住友FG」(8316)、3位の「アウトソーシング」(2427)、6位の「村田製作所」(6981)、そして昨日買ったばかりの「住信SBIネット銀行」(7163)。
売った大きな理由は、結局のところ、ここまでの上昇をそもそも信じていなかったからだろう。気持ちがザワついてしょうがなかったからだ。また、保有2位と保有3位がリカクできる位置にいたことも大きい。
しかし、それでも「住信SBIネット銀行」(7163)を売るのはバカであったし、結果的に売るべきではなかったようだ。もう1つ、28,200円台のこの水準で日経平均先物の空売りをすべきであった。保有銘柄を売った直後に散々悩んだが、この時点で信用維持率が232%になっていたので緩みがでてしまった。振り返れば、ここで売ったなら損切もしやすい位置であったし、そもそも「住信SBI」を売らず、先物だけを売っておけば最高のトレードになっていた。今回のトレードではその可能性(スーパートレード)があったわけで、今後のためにここに記し猛省したい。

これ以降は動かず、週を終えた。

この結果、筆者の持ち株は以下の通り。(1)「IS米国債20年ヘッジ」(2621)、(2)「フジクラ」(5803)、(3)「トレックス・セミコンダクター」(6616)、(4)「日本電波工業」(6779)、(5)「石井表記」(6336)となって、信用維持率は231%となっている。

さて、今週のストラテジーへと移りたい。
まず確認したいのだが、先週の米国雇用統計を終えてFEDウォッチの年内利上げ回数は1回だけ。現在においても7月から利下げする方向になっている。
しかし、FRBのパウエル議長は、年内の利下げを行う可能性について一言も触れていない。市場だけが勝手に盛り上がって、7月からの利下げを喧伝しているだけで、そういう意味で4月12日(木)の深夜3時に出る「FOMC議事要旨」は大注目だ。
直近は、経済指標が目に見えて悪化しており、リセッション懸念が目立っているので、インフレが収まらず追加利上げが止まない流れ、となれば、わかりやすい相場の下落を誘いそうだ。

また4月12日(水)のPM21:30発表「米国3月消費者物価指数CPI」も、前記と同じ流れで刮目してみるべき。事前コンセンサスは前年同期比+5.1%となっており、この通りに出ても、全然FRBの目標値である前年同月比2%ラインは遥か彼方である。この状態で7月に利下げすると言い切れるんだろうか!? もう金融危機の恐怖もかなり和らいでいるのだ。

それから週明けからは毎度恒例行事だが、先週の金曜日に「安川電機」(6506)が決算を出しているので、同社をみて市場の体温を測りたい。筆者の目には、決算数字はともかく、受注がかなり下がっているのがたいへん気になったが。夜間取引では少し強めの推移となったようだ。

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