アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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≪連載(325回目)≫アッシュブレインの資産運用ストラテジー 今週の相場展望(4月3日~4月7日)

プロフィール 投資歴24年、兼業投資家。投資で勝つために必要なのは、1に「メンタル」、2に「需給」を読む力、3に「ファンダメンタルズ分析」だと考えている。安定した資産形成を促すことを心がけている。

≪先週の相場振り返りと今週の見通し≫
先週末の日経平均株価の終値は28,041円と、前稿比+656円(※前項比+51→ ▲810→ +217→ +474→ ▲60→ ▲158→ +162→ +126→ +830→ +433→ +146→ ▲261→ ▲1292)の上昇となった。※1月4日は25,662円。
金曜の夜の米国市場は波乱なくリスクオンのような動きで、日経平均CFDも28,235円と強く戻っている。
TOPIX(東証1部全体)の週末金曜日の終値は、2,004Pと先週比+49P高。
米国のNYダウは、週間で+1036ドル高となる33,274ドル(※前稿比+376→ ▲48→ ▲1481→ +574→▲1010→▲42→▲52→+602→▲927→+672→+428)と大幅上昇。
ナスダック指数は、週間で+397P高の12,221Pと(※前稿+193→ +492)こちらも上昇した。直近最安値は2022年10月13日の10,089P。昨年11月22日の高値(16,212ポイント)比の最大下落率は、-37.8%のドローダウン。

今週も、筆者の売買履歴を通じて相場の振り返りをしつつ、来週からの相場のストラテジーを組み立てていきたい。
月曜日。
寄り付きから下がる日経平均。下がり続ける筆者の持ち株のメガバンク2行。たいへん慌てるも、いまは金融危機ではない、と信じてホールドする。また、「三井住友FG」はアプリの不具合が原因で下げすぎになっていると感じ、さらに買い増し。ただ、1時半過ぎにはアプリが復旧したのに、特に株価は戻ってこない。最終的に日経平均株価は+92円高で終了も、筆者はいいところなしだった。
ところが引けて15時10分頃。渦中のシリコンバレーバンクを、米国の中型地銀が買収する速報が入る。内容としても「すべての預金・資産を受け継ぐ」という内容。これは大企業ではなく、中型銀行が処理を請け負うというところで、銀行株全体に安心感が醸成されるのでは!?

火曜日。
日経平均は寄り天も、銀行株は強い流れに。明日は配当権利落ち日。今日からメガバンクが戻る流れになるなら、明日の権利落ち前に売るかどうかは、判断がたいへん難しい。現状、筆者の保有する「三菱UFJ」はなんとかプラ転、「三井住友」は少しの含み損にまで回復。

水曜日。
午前中。ラジオ日経を聞くに、現在は世界的に銀行の不安がでたせいで、ちょうどいいインフレのガス抜きになった状態。これに加えて、銀行に対する金融緩和もあり、金利低下も相まってプチバブルが発生している状況、だと説明があった。これを聞いて、もう利上げもないということは、半導体やハイテクグロースの展開になりそうだという思いを強くする。
これで頭の整理ができた筆者は、株価が大きく戻る気配のない「三菱UFJ」を大引けで全部売却、「三井住友」は3分1を売る。そして木曜日の配当権利落ち日の寄り付きで、大型ハイテク株を購入する準備をする。
そして水曜の夕方。
この日は配当権利落ち日だったから強いのかと思っていたが、引けた直後から、さらに株価は上に行く流れに。
「これは上だ! チャートがそういってる。28,500円まではいきそう」と、筆者の本能が叫ぶ。
ただ、こういう大事な局面で腰が引けてしまい、アホなミスをしがちなのは筆者の悪い癖である。なんと筆者は「マザーズ先物6月限」を多めに741Pで購入。その理由は、日経平均先物に出遅れていたから。今回は、すぐに日経先物にすればよかったと反省するも、その後、「ナスダック100が最安値から、+20%上昇でブル相場入り」の記事がでており、このままマザーズ先物に願掛けすることに。

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