アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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正義の味方を装った「債権回収屋」にご注意――詐欺被害者が殺人事件共犯者にも

ネット検索すると、ツイッターなどで、「詐欺を許してはならない」、「詐欺回復」「詐欺狩り」「DMで相談して下さい」といった匿名の書き込みが目に止まる。
1月23日、広島県警は死体遺棄容疑で、今泉俊太(32)、伊藤圭亮(28)、門美帆子(44)、倉本絵梨(37)の4人を逮捕した。
今泉、伊藤両容疑者は、DMで依頼を受けた「債権回収屋」。だが、門・倉本両容疑者は詐欺の被害に会ったと主張している一般女性のはずだった。
門・倉本両容疑者、その他3人の計5人の広島県内に住む女性は、海田町の自営業・竹内義博氏(当時71)からの「ビットコインの運用で元金を2・5倍にして返す」との投資話に乗り総額計4000万円以上を預けた。だが、昨年5月ごろに配当が止まったことから詐欺の可能性を疑い「債権回収屋」にツイッターで連絡を取った。
 その後、今泉・伊藤両容疑者は女性らと会い、「返って来たおカネの4割を払う」との条件で正式に依頼。
そして、6月1日夜、竹内氏に説明を求め竹内氏の事務所で女性5人は会うのだが、その場に今泉・伊藤両容疑者を同席させたところ2人は暴行に及び、暴行は16時間以上に及んだとされる。
その後、竹内氏の行方はわからなくなっていた。

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