アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<記事紹介>「安倍政権下で広がった負のネットワーク」(本紙・山岡。『月刊社会民主』12月号)

 原稿依頼があり、本紙・山岡は社民党機関紙『月刊社会民主』12月号に、4Pでタイトルの記事を書いた。
特集「政官業もたれ合いの腐敗」に関しての依頼だったので、安倍政権下、その腐敗が進んだとして、まず官僚の典型として、経産省キャリアの給付金詐欺から入り、一般には報じられていないが、主犯の桜井真被告の方はその騙し取ったカネを株に突っ込み儲けていたようで、それはインサイダー情報を共有するネットワークがあったからのようだ。
その桜井被告が属していた経産省は安倍政権を主導する省庁で、そのトップの安倍晋三首相(当時)と、新型コロナ予防ワクチン開発をブチ上げ株価を急騰させると共に巨額補助金を得たものの開発頓挫した「アンジェス」(東証グロース)創業者で予防ワクチン開発の中心だった森下竜一阪大教授、日大背任事件で逮捕された医療法人「金錦会」籔本雅巳理事長はゴルフ友だちだった。そして、森下教授は「維新」と親しく、大阪で25年に開催される「国際博覧会」の総合プロジューサーを務める。
そうかと思えば、安倍氏の公設第一秘書だったものの、「桜を見る会」前夜祭での出費で政治資金規正法違反に問われ有罪判決を受けた配川博之氏は、親分の安倍氏に言わず勝手に不記載にしたといっていたのに、なぜか安倍事務所(年内解散)に復帰していた。
さらに、この元公設第一秘書は安倍氏の地元、山口県下関市の事務所で務めているが、安倍氏の国家老といっていい前田下関市長は、市長に当選するまで地元企業の監査役をしていたが、その企業代表は、罪にこそ問われなかったものの、遠山清彦公明党代議士(当時)の貸金業法違反事件で取り調べを受けるなどしていた。
また、安倍氏の元親分の森元首相は「電通」汚職だけでなく、「王将事件」の真の黒幕と思われる者と懇意で、その黒幕の披露宴で媒酌人まで務めていた(*息子の披露宴でのことで、記事は誤記です。お詫びします)。
最後に、こうした人脈ネットワークの中心だった安倍元首相は統一教会に深く関わり、その統一教会は韓国のKCIA、米国共和党へと連なる。
「腐ったみかん」の例えよろしく、安倍政権下で政治腐敗は極みに達していると結んだ記事です。
(670円。電話03-3553-3786)

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