アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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≪連載(307回目)≫アッシュブレインの資産運用ストラテジー 今週の相場展望(11月21日~11月25日)

プロフィール 投資歴24年、兼業投資家。投資で勝つために必要なのは、1に「メンタル」、2に「需給」を読む力、3に「ファンダメンタルズ分析」だと考えている。安定した資産形成を促すことを心がけている。

≪先週の相場振り返りと今週の見通し≫
先週末の日経平均株価の終値は27,900円と、前稿比-363円安(※前項比+1063→ +95→ +214→ ▲200→ ▲25→ +1179→ ▲1217→ ▲414→ ▲647→ +564→▲ 990→ ▲289→ +383→ +371→ +374→ ▲113→ +1127→ +271→ 581→ ▲556→ +529→ ▲1861→ +62→ +980→ +43→ +311→ ▲576→ +156→ +12→ +107→ ▲680→ ▲484→ +1323→ +1664→ ▲822→ ▲491→ ▲646→ ▲574→ +256→ +440→ ▲805→ ▲602→ ▲355→ ▲313円)となった。
週末土曜日の朝、日経平均CFDは27,966円と小幅値上がりで引けている。

TOPIX(東証1部全体)の週末金曜日の終値は、1,967Pと先週比-10P安。
米国のNYダウは、週間で-2ドル安となる、33,746ドル(※前稿比+1344→▲459→ +1780→ +1447→ +338→ +571→ ▲864→ ▲1232→ ▲1330→ +768→ ▲899→ ▲1484→ +6→ +958→ ▲42→ +946→+611→ ▲50→ +241→ ▲504→+1612→▲1504→ ▲1507→▲313→+1951→▲935→▲78→▲834→▲640→▲270→▲43→▲97→106→1811→▲670→▲445→▲20→▲659→▲352→365→460→▲1647→▲320→▲106)と膠着状態に。
ナスダック指数は、週間で-177P安の11,146P。最安値は10月13日の10,089P。昨年11月22日の高値(16,212ポイント)比の最大下落率は、-37.8%のドローダウン。

今週も筆者の売買履歴から記していきたい。
週明け月曜日。先週末に決算を発表した「ソフトバンクG」が自社株買いをしなかったことで、なかなか寄らない。寄った後も、ここまで一本調子で上昇をしてきたこともあり、-13%程度下げるという阿鼻叫喚地獄…。また持ち株の「日本電波工業」も、同業と言えば同業である「大真空」「リバーテック」の決算後の暴落の煽りを受け-5.6%の下げ。これ、水晶っていう分野では同業だが、専門分野が違うなどという言い訳も市場には効かない。ただ筆者は、同社に賭ける期待度が大きく、この価格で売るつもりはない。
ただ日経平均株価は、同日-300円とイマイチ…。また先週金曜日はSQで、28,226円をつけたわけで、27,963円で引けた日経平均をみると少し不安な気持ちが走り、中国関連として保有していた「ファナック」を微益リカクしてこの日を終えた。

引け後、保有株「アウトソーシング」(2427)が決算で、通期の下方修正をだす。同業他社はけっこうよい決算見通しを出してきているのに、下方修正とは。しかも大きめの下方修正とは痛い。

火曜日は、日経平均は小動き。夜発表の「米国10月卸売物価PPI」を待つ展開か。しかし半導体株が異常に堅調推移。「ローツェ」、「メイコー」、「アドテックプラズマ」、「酒井重工業」の調子がたいへん良く、「アウトソーシング」のストップ安のマイナス部分を相殺し有り余った。

そして夜には「米国10月卸売物価PPI」の発表。結果は前年同期比+8%と、コンセンサスを下回る数値が出て、先週のCPIと同様、インフレの下落傾向が鮮明になった。ただ発表直後は少し上に反応した株価指数だったものの、反応が鈍い!?? 筆者の気持ちとしては、これで今週はすべてがリスクオンになると強く予想していただけに、上がらないのであれば、「ここまでの反発パワーが逆流しないか?」と不安な気持ちに。ただ、米国株式市場はリスクオフの気配もみせない。この様子をみて、保有していた「マザーズ先物12月限」をリカクして就寝した。

水曜日。結局、日経平均株価は水曜日も多少プラス程度で、大きく動かず。ただ、そんな中で大きく上方向に動いたのは半導体株。前場、保有株で最大の「ローツェ」が大きく値上がりしたため、段階的に細かく指値をしながら持ち株の半分を売りさばく。すると目標値であった9,000円に近づいてきたため、ここで全株売却した。結果9,000円を一時的に超えたが、ここがいったんの(節目)天井となったようだ。同株は最安値近辺で買っていたこともあり、奇跡のトレードとなった。

また、米国2年債金利とドル円水準に違和感を感じ、「円安に振れたらイヤだな」、と「ニトリHD」もここで売却。返す刀で「メイコー」(6787)、「酒井重工業」(6358)も売却して、保証金率192%となってしまった。

ただここで、衝動的に保有株を売りすぎてしまったと反省し、なんと、まったくいいところがない決算を出した「アウトソーシング」を少しナンピン買い。12月末決算である企業だということと、ストップ安後の本日は、朝から株価が反転しそうな勢いだったからだ。ただ、決算説明資料に目を通しても、今回の通期減益の理由が釈然としない。また、景気悪化となれば派遣業界もただでは済まない、と考えているがどうしようかな。。

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