本紙は安倍晋三元首相をウォッチ、特に地元・山口県下関市に関しては徹底してやって来たと密かに自負している。それが出来たのは、地元の取材協力者あってのことだが、その過程で、戦後に在日朝鮮人によって設立された朝銀信用組合、いわゆる朝銀に関する興味深い情報も入って来たので報じておく。
かつては都道府県単位で設立された朝銀だが、軒並み経営破たん。その主な要因としては①預金の北朝鮮への送金、②朝鮮総連の政治工作資金としての流用、③1989年を境としたバブル経済崩壊の3点が指摘されている。そして現在はウリ信用組合(本店・北海道札幌市)、イオ信用組合(岐阜県岐阜市)、朝銀西信用組合(岡山県岡山市)の3つしか残っていない。
下関市にあるのは朝銀西信用組合の支店だが、ここは、2001年11月に経営破たんした朝銀山口信用組合の本店があったところで、同ビルの事業譲渡を受けて使っている。
そういう経緯から、このビルは地下1階、地上8階建て、土地も125坪ある。JR下関駅からわずか200Mほどの大通りに面し、無抵当という優良物件なのだ。対面からすぐのところにはプリンスホテル下関がある。
まだ、正式には公表されていないが、地元関係者によれば、