アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「記者クラブ制度」を考える訴訟、第1回公判開催。寺澤有氏、意見陳述の中身

●何ら法的根拠のない、裁判所における「記者クラブ」用傍聴席確保、判決文要旨交付

裁判所での取材において、「記者クラブ」所属の報道機関とは異なる差別的待遇を受け、不利益を被ったとして、フリーライター仲間の寺澤有氏が国を訴えた訴訟の第1回公判が、去る12月15日、東京地裁で開かれた(本紙は訴訟提起した事実を、04年10月16日、「 ジャーナリスト・寺沢有氏、国を提訴!」なるタイトルで報じている)。
この日、寺澤氏は、「記者クラブ」制度はそもそも法的には何ら根拠なく、また、海外の報道機関から見ても実に不可解な特異なシステムであることを、自らの国連カンボジア暫定統治機構への取材経験(上記左写真は、その際、フリーでも他のわが国の記者クラブ所属記者同様、交付された記者証)などを交えながら意見陳述を行った。
この公判に、前日本外国特派員協会会長のハンス・ヴァン・デル・ルフト氏も傍聴に訪れ、関心の高さがうかがえた。
以下は、寺澤氏が行ったその意見陳述内容である。

●松本智津夫(麻原彰晃)被告の判決公判を、一般席で聞く江川昭子氏の姿を見て、ビックリ

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