アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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≪連載(304回目)≫アッシュブレインの資産運用ストラテジー 今週の相場展望(10月31日~11月4日)

プロフィール 投資歴24年、兼業投資家。投資で勝つために必要なのは、1に「メンタル」、2に「需給」を読む力、3に「ファンダメンタルズ分析」だと考えている。安定した資産形成を促すことを心がけている。

≪先週の相場振り返りと今週の見通し≫
先週末の日経平均株価の終値は27,105円と、前稿比+214円高(※前項比▲200→ ▲25→ +1179→ ▲1217→ ▲414→ ▲647→ +564→▲ 990→ ▲289→ +383→ +371→ +374→ ▲113→ +1127→ +271→ 581→ ▲556→ +529→ ▲1861→ +62→ +980→ +43→ +311→ ▲576→ +156→ +12→ +107→ ▲680→ ▲484→ +1323→ +1664→ ▲822→ ▲491→ ▲646→ ▲574→ +256→ +440→ ▲805→ ▲602→ ▲355→ ▲313円)となった。
週末金曜日は米国株が一気の大幅高になり、日経平均CFDも27,540円と節目を抜けて上放れした。
TOPIX(東証1部全体)の週末金曜日の終値は、1,899Pと先週比+17P高。
米国のNYダウは、週間で+1780ドルもの猛烈高となる32,862ドル(※前稿比+1447→ +338→ +571→ ▲864→ ▲1232→ ▲1330→ +768→ ▲899→ ▲1484→ +6→ +958→ ▲42→ +946→+611→ ▲50→ +241→ ▲504→+1612→▲1504→ ▲1507→▲313→+1951→▲935→▲78→▲834→▲640→▲270→▲43→▲97→106→1811→▲670→▲445→▲20→▲659→▲352→365→460→▲1647→▲320→▲106)となっている。

ナスダック指数は、週間で+243P高の11,102P。最安値は10月13日の10,089P。昨年11月22日の高値(16,212ポイント)比の最大下落率は、-37.8%のドローダウン。

先週は、週明け月曜日の前場までの、ほんとに短い時間であったが半導体株が大噴火の上昇をし始め、筆者はつかの間の幸福感に包まれていた。しかし、共産党大会を終えた中国株が、怒涛のリスクオフとなる姿をみて、日本は完全に下に引っ張られて相場は台無しに。

さすがに筆者のメンタルは大ダメージとなってしまい、すこぶる体調が悪くなってしまった。その後は、GAFAMの決算待ちとなったが、まさかこれほど悪い決算発表が延々と続くとは思ってもみなかった。火曜日のアルファベット・マイクロソフトから始まり、水曜日のフェイスブックはメタメタ。そして木曜日にアマゾン・アップル・インテルがNY市場の引け後に悪決算を出したわけで、それは市場もビビるというものか!? 金曜日の日本市場は完全にお通夜モードになり、NY時間の寄り付きでアップル株を売却した筋も多かったのでないだろうか。

しかし、これで完全に短期の底入れとなったのだから、相場というのはほんとに難しい。
これはインテルの株価が示唆している。7-9月の決算は、コンセンサスに大幅未達。10-12月もコンセンサスに大きく届かずの予想をだし、挙句に3四半期連続の減収となった。そして、インテル自身も「先行きは見通せず、良いニュースを見出すのは困難」と素敵なガイダンスを出している。ただ1つ。大きな経費削減計画を発表。

そんな暴落必須のインテルであったが、週末の金曜日は+10.66%の上昇と、猛烈なリバウンドをみせた。これは全体コンセンサスであった、「半導体は2023年前半までは在庫調整に追われる」が奏功しているのだろうか!? 2023年中盤には半導体の在庫調整が終わるなら、2023年の業績はまた右肩上がりの業績に戻ると受け止められているのか!? そして時価総額No.1である「アップル」も引けには+7.56%。またまた、これはどう考えても決算とガイダンスをみては買えない「アマゾン」も、一時-15%以上下落したものの、引けでは-6.8%まで戻って引けていることが相場の明るさを示している。

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