アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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≪連載(298回目)≫アッシュブレインの資産運用ストラテジー 今週の相場展望(9月20日~9月22日)

プロフィール 投資歴24年、兼業投資家。投資で勝つために必要なのは、1に「メンタル」、2に「需給」を読む力、3に「ファンダメンタルズ分析」だと考えている。安定した資産形成を促すことを心がけている。

≪先週の相場振り返りと今週の見通し≫
先週末の日経平均株価の終値は27,568円と、前稿比-647円安(※前項比+564→▲990→ ▲289→ +383→ +371→ +374→ ▲113→ +1127→ +271→ 581→ ▲556→ +529→ ▲1861→ +62→ +980→ +43→ +311→ ▲576→ +156→ +12→ +107→ ▲680→ ▲484→ +1323→ +1664→ ▲822→ ▲491→ ▲646→ ▲574→ +256→ +440→ ▲805→ ▲602→ ▲355→ ▲313円)となった。
TOPIX(東証1部全体)の週末金曜日の終値は、1,939Pと先週比-27P安。日経平均よりはだいぶ強い。

米国のNYダウは、週間で-1330ドル安となる、30,822ドル(※前稿比+768→ ▲899→ ▲1484→ +6→ +958→ ▲42→ +946→+611→ ▲50→ +241→ ▲504→+1612→▲1504→ ▲1507→▲313→+1951→▲935→▲78→▲834→▲640→▲270→▲43→▲97→106→1811→▲670→▲445→▲20→▲659→▲352→365→460→▲1647→▲320→▲106)と反発。

ナスダック指数は、週間で-664P安の11,448P。6月16日の10,565Pがここまでの最安値なので、もうすぐそばである。昨年11月22日の高値(16,212ポイント)比の最大下落率は、-34.8%のドローダウンだった。

さて、まずは先週の振り返りから始めたい。
先週は、なんといっても14日(火)の「CPIショック」だろう。NYダウは-1,276ドルもの大幅なジリ下げとなり、ナスダック100は-5.54%下げたといえば、衝撃のほどが想像できるであろうか!?

ただこれ、8月中旬ごろ出た、元財務長官であるサマーズ氏のインタビュー記事を読んでいた人なら、頭の切り替えが早く、対応できたのではないだろうか? 中身を紹介すると「これまでのCPI統計は、賃貸契約の賃料更新をまるで反映できていない。これから多くの人は、市場価格で契約更新しなければならないのだ」と警鐘を鳴らしていたのだ。

CPIのうち住宅(居住)セクターは3分の1を占めるとされるので、ようするにコアインフレ率は、まだまだ収まりそうにはない、ということなのだろう。筆者が、数値の発表直後に、運よく上記の記事内容を思い出すことができたのは幸いだった。

さて、今週のストラテジーへと移りたい。
筆者は、今週の21日(水)のFOMC明けを、買い参戦の候補日としていた。現在、FEDは、ブラックアウト期間で新しい情報は出てこないものの、WSJのニックという記者さんがFEDの代理人のような記事を書いてくれることもあり、おそらく週明けには出てきて、市場に折り込ませにいくだろう。

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