アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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≪ 連載(290回目)≫アッシュブレインの資産運用ストラテジー 今週の相場展望(7月25日~7月29日)

プロフィール 投資歴24年、兼業投資家。投資で勝つために必要なのは、1に「メンタル」、2に「需給」を読む力、3に「ファンダメンタルズ分析」だと考えている。安定した資産形成を促すことを心がけている。

≪先週の相場振り返りと今週の見通し≫
先週末の日経平均株価の終値は27,915円と、前稿比+1127円の爆騰だった(※前項比+271→ 581→ ▲556→ +529→ ▲1861→ +62→ +980→ +43→ +311→ ▲576→ +156→ +12→ +107→ ▲680→ ▲484→ +1323→ +1664→ ▲822→ ▲491→ ▲646→ ▲574→ +256→ +440→ ▲805→ ▲602→ ▲355→ ▲313円)。
ただ、週末金曜日に米国で「米国7月製造業・非製造業PMI」が発表されると、7月の景気減速が予見され、日経平均CFDも27,714円まで下げてクローズしている。

TOPIX(東証1部全体)の週末金曜日の終値は、1,956Pと週間で+63P高(※前稿+6→ +42→ ▲22→ 31→ ▲107→ 10→ 46→ 10→ 13→ ▲54→ 17→ ▲6→ 5→ 1→ ▲47→ ▲37→ 72→ 109→ ▲45→ ▲31→ ▲48→ ▲38→ 32→ 57→ ▲51→ ▲51→ ▲18→ 4)。

米国のNYダウは、週間で+611ドル高となる31,899ドル(※前稿比▲50→ +241→ ▲504→+1612→▲1504→ ▲1507→▲313→+1951→▲935→▲78→▲834→▲640→▲270→▲43→▲97→106→1811→▲670→▲445→▲20→▲659→▲352→365→460→▲1647→▲320→▲106)と、日本株よりも明確に弱い。

ナスダック指数は、週間で+382P高の11,834Pとこちらも物足りないか。6月16日の10,565Pがここまでの最安値。昨年11月22日の高値(16,212ポイント)比の下落率は、-34.4%のドローダウンである。

先週、日経平均株価は7連騰となって1,127円ものデカい上昇となった。筆者は、お馬鹿にもマザーズ先物ばかりを買っては、売っての繰り返しで、株高のおこぼれを少しはいただけたものの、今年に入っていつも書いているが、素直に日経平均の先物を持っていた方が利益はでかかった。

ただ週末金曜日は、米国寄り付き前に、日経平均株価が28,000円にタッチしそうで結局越えていかない気配となったあたりからは、〝売り時〟が頭の隅をかすめ、崩れだしたあたりで日経平均9月物の先物を売っている。

本来は前稿で書いていたように、「日経平均が28,000円にしっかり乗ってからの急落をうまくとりたい」と思っていたので、少々し早い動き出しとなってしまった。

さて、今週はそうそうにストラテジーへと移りたい。

先週の爆騰は、ここまで散々売り込まれてきたハイテクグロース株が売られ過ぎの反動で、ショートスクイーズとなった可能性が高かったと考えるのが無難だろう。ようするに、景気悪化のシグナルがたくさん出始め、FRBが金融引き締めの勢いをストップする。そしてこのことを好感する向きが多かったことが上昇の理由だと感じている。なんでって、日米ともに決算発表はこれからで市場は答え合わせができていないからだ。

よって、今週は日米ともに大どころの企業決算が発表され、そしてFOMCが開催されるので、すべてはこの2つのイベントの結果、株価がどう動くか!? それを丹念にみていって、動いた方向についていくのがベストだろうと考えている。

まずは7月26日(火)の米国「グーグル」、「マイクロソフト」の決算ガイダンスを受けて、ナスダックがどう動くかが一番重要だ。翌日7月27日(水)の「米国FOMC」は、0.75%の利上げが発表されるだけで、今年の利上げシナリオが市場予測に近いものだった場合は、さらにナスダックを中心に上を目指しそうだとも思う。

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