アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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≪連載(280回目)≫アッシュブレインの資産運用ストラテジー 今週の相場展望(5月16日~5月20日)

プロフィール 投資歴24年、兼業投資家。投資で勝つために必要なのは、1に「メンタル」、2に「需給」を読む力、3に「ファンダメンタルズ分析」だと考えている。安定した資産形成を促すことを心がけている。

≪先週の相場振り返りと今週の見通し≫
先週末の日経平均株価の終値は26,428円と、前稿比▲576円(※前項比+156→ +12→ +107→ ▲680→ ▲484→ +1323→ +1664→ ▲822→ ▲491→ ▲646→ ▲574→ +256→ +440→ ▲805→ ▲602→ ▲355→ ▲313円)の下落だった。先週の金曜日は大反発したため、勢いは継続し日経平均CFDをみると26,629円まで上げて週を終えている。

TOPIX(東証1部全体)の週末金曜日の終値は、1,864Pと週間で-54P安(※前稿17→▲6→ 5→ 1→ ▲47→ ▲37→ 72→ 109→ ▲45→ ▲31→ ▲48→ ▲38→ 32→ 57→ ▲51→ ▲51→ ▲18→ 4)。

米国のNYダウは、週間で-702ドル安となる、32,197ドル(※前稿比▲78→▲834→▲640→270→▲43→▲97→106→1811→▲670→▲445→▲20→▲659→▲352→365→460→▲1647→▲320→▲106)と下落。

ナスダック指数は、週間で-340P安の11,805P。最安値は5月13日の11,109P。昨年11月22日の高値(16,212ポイント)比の下落率は31.5%にも達した。

先週、木曜日夜の米国市場が大きな下髭を引いてプラマイゼロラインまで戻ってきたら、その後を受けた日本市場は日経平均が+678円の値上がり、マザーズ市場などは+4.51%の上昇とお祭り状態になった。

さて、直近の地合いの乱高下を生んだインフレ動向は、米国4月CPIなどの数値をみても筆者には収束の予兆が確認できなかったが、先を見るトレーダーたちはインフレの収まりにベットしはじめているようだ。というのも、米国BEI(期待インフレ率)は、4月21日の3.02%をピークにして5月13日(金)には2.69%まで低下し、米国債の長短金利問わず、利回り低下が確認できているのだ。まぁこれは、ナスダック指数が最高値から-31.5%も暴落してくれたことで、ここから先を売り込めない大人の事情もあるのだろう。

先週の筆者のトレードとしても、前稿でナスダックの下値を予告した通り、木曜日の夜から、日経平均先物の買いを3度(たび)エントリーしては損切し、最終的には25,620円で買った玉を「今度こそ!」の思いで、同値で逆足値をして就寝した結果、乱高下に巻き込まれて、起床時には建玉が無くなっておりがっかりしたものの、めげずに金曜日の朝一に4度目の買いを成り行きで入れた。日経平均株価がこのまま26,800円まで戻れば、3回損切りをさせられたマイナス分にあまり余る利益になる予定なので期待している。※買った玉は25,720円

また週末金曜日は、「クソ赤字のソフトバンクが崩れるまで市場は堅調であろう」(※結局一本調子の上昇だった)と予想を立て、前場から大量の買いを入れた。主に購入したのはEV、コネクティドカー関連の銘柄だ。このジャンルだけは今年の飛躍が確実だと言い切れる。

具体的に購入したのは、まず「大紀アルミ」(5702)。前日に同業の「UACJ」が決算を出しており、今期は最高、来期は利益半減の予想となったことで朝イチは売り気配となったが、あっという間にモリモリ切り返す動きとなったので、同社を慌てて購入した。同社の自動車用のアルミ二次合金には大きな期待をかけている。

続いては「メイコー」(6787)。今期の決算も、来期の決算予測も申し分ない。車載向けの基盤が伸びており、同社は手放せないと考え朝イチで成り行きで買った。

そして、「ローツェ」(6323)。同社もベトナム工場の稼働が始まる秋に向けて、上方修正を期待しており、成り行きで買っている。

また前日の木曜日には「インパクトHD」(6067)を購入している。その理由は、好決算確実にもかかわらずマザーズ市場の暴落に巻き込まれていたこと、インドコンビニ事業に関しての進捗を期待してのものだったが、買った傍から大きめに暴落して涙目であった。ところが木曜日に決算がでて、金曜日はまさかのストップ高に! 板が薄すぎて1000株だけの購入だったのが逆に残念でならない。また同日には「アウトソーシング」(2427)もナンピン購入し、こちらは残念ながらまだ少しマイナス圏である。

この結果、筆者の保有株式は、大きい順に(1)「サイバーステップ」(3810)、(2)「メイコー」(6787)、(2)「クロスマーケィング」(3675)、(3)「ローツェ」(6323)、(4)「日本電波」(6779)、(5)「タムラ製作所」(6768)、(6)「アウトソーシング」(2427)、(7)「大紀アルミ」(5702)、(8)「石井表記」(6336)、(9)「インパクトHD」である。信用維持率39%。日経平均先物を買いでポジショニング。

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