アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

弁護士も関与かーー東京都調布市の「地面師」詐欺事件

 近年の地価高騰で再び首都圏では多発しているということもあり、本紙でも、他人の土地を本人に成りすますなどして勝手に売却する、「地面師」と呼ばれる連中による詐欺事件を何度か取り上げているが、弁護士が関わっている疑いのある同事件があることがわかった。
本紙の把握している限りでは、元司法書士が書類偽造に絡んでいた件はあるが、この事件では元でも、ましてニセ者でもない、事務所を構える本物の弁護士が真の売り手の代理人と称して現金を授受していった事実がある。いくら何でも弁護士が地面師グループの共犯のわけがないだろうと信用し、現金を渡してしまったのだ。
事件の舞台は、東京都調布市は甲州街道沿いに面した約430坪の駐車場(冒頭写真)。京王線「国領駅」からも近く時価約6億円。それが4億5000万円で売りに出ていた。
そこで東京都内で不動産業を営むS氏は買うことに。

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