アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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≪連載(261回目)≫アッシュブレインの資産運用ストラテジー 今週の相場展望(12月13日~12月17日)

プロフィール 投資歴22年、兼業投資家。投資で勝つために必要なのは、1に「メンタル」、2に「需給」を読む力、3に「ファンダメンタルズ分析」だと考えている。安定した資産形成を促すことを心がけている。

≪先週の相場振り返りと今週の見通し≫
先週末の日経平均株価の終値は28,438円と、前稿比+408円(※▲722⇒ ▲994→ +136円→ ▲2→ +719→ +88→ ▲264→ +1020→ ▲722→ ▲1477→ ▲252円→ +118→ +1254→ +1487→ +628→ ▲964→ +157→ +536→ ▲264→ ▲455→ +63→ ▲843→ ▲283)の上昇となった。
先週末の金曜日は、米国11月CPIが発表され前年同期比+6.8%となったものの、インフレのピークが予見される程度の発表だったことでジワジワ米国株式市場は上昇を開始。日経平均CFDも28,621円で引けている。
TOPIX(東証1部全体)の週末金曜日の終値は、1,975Pと週間で+17P高。
そしてNYダウは、週間で+1,391ドル高となる、35,971ドル(※前稿比▲319⇒ ▲703→ ▲498→ ▲228→ +508→ +143→ +382→ +527→ +332→ ▲472→ +217→ ▲23→ ▲761→ ▲87→ +246→ ▲305→ +306→ +274→ ▲127→ +374→ ▲182→ +94)と、2週連続の大幅高で、ほぼほぼ暴落前に戻っている。
先週の筆者のトレードは、〝先物〟中心で行った。狙ったのは12月のIPOラッシュでの換金売り観測で、いくらなんでも下げ過ぎだと感じていて、かつ海外勢の売り越しの規模が今年最高水準になっていた「マザーズ指数」であった。
月曜日に、1,000Pの下の節目近辺まで売られ、前回8月の安値に接近したマザーズ先物3月限を2回に分けて購入(※1,005)した。この取引は、金曜日のメジャーSQにかけて上がってほしい気持ちからの購入だったが、少しポジションが多すぎることから、半分を水曜日に、結果的に高値(1,065P)で売却することができてしまった。こういうトレードは損切がしやすいのでありがたい。
残りの半分の玉も、金曜日の寄り付きのメジャーSQ近辺で売ってしまえばよかったのだが、先週の地合いがやけに強かったことでその判断が鈍り、逆に金曜日の夜間の安値近辺で同じ建玉まで買い増してしまった。しかしその後、週末金曜日のNYダウもナスダックも、引けにかけて戻って高値引けのような動きになったのに、筆者のマザーズ先物3月限のていたらくといったら。
今週も、変わらずマザーズ指数には期待をかけてはいるものの、値動きが悪くなり、終値で1,000Pを下回ってくる展開になれば潔く売却するつもりだ。現在は、どうも指数は買われているものの、大型株の選別買いだけであって、流動性の低い銘柄に関しては動きが鈍そうに思える。可能ならば、水曜日のFOMCまでマザーズ指数が壊れずにいて、その後の流れを確認したいものだが、希望が叶うかどうかはもはや運しだいと考えている。
ただ、この個別株の動きが鈍くなり、指数を構成する銘柄だけが持ち上がる動きは、前々稿で記載した通りで毎回のことだ。せっかく余力を作っていたのだから、どちらかといえば日経平均の先物を買ったほうがよかっただろうか!? 今週を楽しみにしている。
さて、今週のストラテジーへと移りたい。
日経平均株価の終値は28,438円。5日移動平均線は28,481円、25日線28,983、75日線29,046円、200日線28,886円。また煮詰まったチャートになってきたため、今週水曜日以降の相場はどちらか一方に動きやすいと言えるだろう。
それではどちらに動くのか!?

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