アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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ロシアによるスパイ事件? 共謀疑惑日本人の文献調査会社

 神奈川県警は6月10日、在日ロシア通商代表部の職員に渡す意図を隠して不正に軍事関係の文献を入手したとして、同県座間市の無職・宮坂和雄容疑者(70)を電子計算機使用詐欺容疑で逮捕したと発表したのは大手マスコミ既報の通り。
既報道によれば、宮坂容疑者は2019年7月~12月、40代のロ代表部の男性職員と共謀し、無人戦車やレーダーを用いた軍事偵察、半導体の研究開発を記した米国などの文献8点を入手した疑いがあり、県警はロシアによるスパイ事件と見て、外事課に特別捜査本部を設置して全容解明を進めるという。
それだけでも興味深いが、宮坂容疑者本人の供述によれば、「約30年に渡り、複数のロシア人に軍事・科学技術関係資料を渡し、1000万円以上の対価を受け取っていた」という。
どこの大手マスコミも社名は報じていないが、宮坂容疑者は以前、要望に応じて文献を集める会社を経営していたという。となれば、どんな会社だったか気になるではないか。

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