当時の前原誠司代表ら民主党執行部が総退陣に追い込まれ、またその後、国会質問に立った永田寿康衆議院議員(当時)の自殺の引き金にもなった06年2月に起きた民主党偽メール事件(「堀江メール問題」とも)ーーその偽ネタを掴ませた「西澤孝」(冒頭右写真)が名前を代え、また政治家に近づくなどし、一儲け企んでいるようだ。
1月24日の第一報では「田中角栄の孫」と称して、馳浩元文科相(冒頭左写真)などに取り入ろうとしていると報じたが、なぜ、そんなことが可能なのか、また、他にも複数の政治家に接近したり、親交があると名前を上げていることが判明したので追加報道する。
まず、馳元文科相に接近できたのは、自身もその正体を知らず、最近まで西澤氏と交流していたという元ビジネスパートナーによれば、ひじょうに社会的信用ある大学教授に取り入った結果だという。