あの松尾隆氏(冒頭写真。執行猶予中)が介入したことから、本紙がウォッチし続けている「郷鉄工所」(6397。東証2部)だが、水面下でトラブルが発生していることがわかった。
同社は4月11日のIRにおいて、金融機関以外からの借入金に関してお知らせを出している。
簡単にいえば、2個人、5法人からの借り入れにつき、このなかの池田清志氏、「藤和」、「中央通商」分については、いったん新井原博氏へ債権譲渡。その上で、この新井氏、残りの「ミロクリース」「ラグジュネル」「EIJ」の3法人には、それぞれの債務に見合った資産を郷鉄工が譲渡し相殺。結果、金融機関以外からの借入金をゼロにしている。
それが実行されたのはこの3月29日ないし3月末のことだ。