アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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≪連載(229回目)≫アッシュブレインの資産運用ストラテジー 今週の相場展望(4月26日~4月30日)

プロフィール 投資歴22年、兼業投資家。投資で勝つために必要なのは、1に「メンタル」、2に「需給」を読む力、3に「ファンダメンタルズ分析」だと考えている。安定した資産形成を促すことを心がけている。

≪先週の相場振り返りと今週の見通し≫
先週の日経平均株価の終値は29,021円と、前稿比-662円(※▲85⇒ ▲86→ +677→ ▲615→ +74→ +854→ ▲102→ ▲1051→ +497→ +741→ +1,116→ ▲968→ +112円→ +380→ +695→ +681→ +106)の大きめ下落となった。しかし、変わらず好調だった米国市場は週末金曜日も値を伸ばし、日経平均CFDも29,197円まで上昇している。デジャブ感があるが、ようするに3連続で同じ記載をしており日本株の膠着が際立つ。
TOPIX(東証1部)は、終値1915ポイントと週間で-46Pの大幅安。同じく先物では1,924Pまで値戻ししている。
かたやNYダウは、週間で-158ドル安となる、34,043ドル(※前稿比+400⇒ +492→ +237→ +444→ ▲129→ +1207→ +564→ +460→ +44→ +335→ +1140→ ▲1014→ +182→ ▲284→ +492→ +427→ +133)と、以前米国市場だけ。史上最高値近辺である。
4月25日~5月11日までのGW期間に4都府県に対して、3度目の緊急事態宣言発令である。海外からの渡航者も日本では強制隔離ができておらず、ジワジワと新型コロナ肺炎の変異株が蔓延している現状ゆえ、これにはたいへん残念だとしかいいようがない。そして国内ではワクチン接種率が1%を下回った状態で、医療従事者に関してもワクチン1回目の接種は33%程度だというから、菅首相にはほんとに残念としかいいようがない。ただ、変異株の蔓延は日本だけの問題でもない。
世界の新規感染者数は、4月23日現在、足元で過去最高となってしまっている。巷では変異株はワクチンが効きにくいだの、子供にかかりやすく家族に拡がるなどとの報道がされている。特にインドは1日の新規患者数が30万人を超えてきて拡大が止まる兆しがみえない。日本との人口比で計算すると、約6倍くらいの差ではあるが、患者数がここまで増えてしまったことと、三重変異株まで発生しているということで鎮静化に相当な時間がかかるのではないか!? そうなると日本に関しても、緊急事態宣言もやむなしという気持ちにもなってくる。
さて、こんな状況下では上値を追ってくる意欲がなくなるのか? 国内の株式市場は薄商いで崩される展開となった。筆者は、最初に日本株が崩れた20日(火)の夜、NY市場が軟調だったこともあり、ここで買い持ちしていた保有株のリスクヘッジのため、日経平均先物6月限の売り(29,010円)を敢行した。そして21日(水)に28,420円ラインまで下がった際に「一旦下がり過ぎでここまで!」だと考えて、28,640円で逆指値にて買い戻すことができたので、よいリスクヘッジトレードとなった。その後日本市場が引けて、下値でのもみ合いが継続したため行方を見守っていたが、日銀の買い入れが発表されると、上に戻りそうな勢いがでたため、今度は少なめの枚数で日経平均先物6月限とマザーズ先物6月限の買い持ちを敢行。

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