アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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≪連載(228回目)≫アッシュブレインの資産運用ストラテジー 今週の相場展望(4月19日~4月23日)

プロフィール 投資歴22年、兼業投資家。投資で勝つために必要なのは、1に「メンタル」、2に「需給」を読む力、3に「ファンダメンタルズ分析」だと考えている。安定した資産形成を促すことを心がけている。

≪先週の相場振り返りと今週の見通し≫
先週の日経平均株価の終値は29,683円と、前稿比-85円(※▲86⇒ +677→ ▲615→ +74→ +854→ ▲102→ ▲1051→ +497→ +741→ +1,116→ ▲968→ +112円→ +380→ +695→ +681→ +106)の下落となった。しかし、週を通じて好調だった米国市場は週末金曜日も値を伸ばし、日経平均CFDも29,804円まで上昇している。デジャブ感があるが、ようするに先々週と同じことを書いており日本株の膠着が際立つ。
TOPIX(東証1部)は、終値1961ポイントと週間で+1Pの小幅高。同じく先物では1,965Pまで値戻ししている。前稿では「ボーナスステージに入る週!」と記したが、残念ながら、2週連続この有様だと、企業の決算発表が始まらないと動かないのか!?
かたやNYダウは、週間で+400ドル高となる、34,201ドル(※前稿比+492⇒ +237→ +444→ ▲129→ +1207→ +564→ +460→ +44→ +335→ +1140→ ▲1014→ +182→ ▲284→ +492→ +427→ +133)と、またもや米国市場だけ史上最高値更新である。
米国株式市場が崩れる気配を見せないのなら、いずれ日本株も水準訂正することは間違いない。すでにここ2週間で、日経平均株価換算で、900円近い差をつけられていることになる。
いま日本が買われない原因の1つとして挙がる、新型コロナ肺炎の蔓延に関しては確かにうなずけるところで、ワクチン接種が国民の1%を下回る日本にとって確かに脅威ではある。米国はワクチン接種が進むにつれて新規感染者の数が増えていっていないことから一定の効果があることは間違いない。
幸いなことに、先週の日米首脳会談のお土産なのか? 「ファイザー製のワクチンを9月末までに国内すべての接種対象者分の供給を受けることで実質合意」と報道されているので、週明けは「半年以上先までを折り込みにいく」株式市場に、明るい兆しを期待したいところだ。しかし、インドは直近ひどい有様だ。
そしてもう1つ気がかりなのは決算発表後、売られてしまう銘柄が目立つこと。先週だと「安川電機」、「Jフロント」などは、一時的なのかもしれないが雪崩となった。今週は、22日(木)に「日本電産」「ディスコ」があり、夜にはインテルの決算もあるため、23日(金)の地合いの強さを確認したいところだ。

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