アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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≪連載(227回目)≫アッシュブレインの資産運用ストラテジー 今週の相場展望(4月12日~4月16日)

プロフィール 投資歴22年、兼業投資家。投資で勝つために必要なのは、1に「メンタル」、2に「需給」を読む力、3に「ファンダメンタルズ分析」だと考えている。安定した資産形成を促すことを心がけている。

≪先週の相場振り返りと今週の見通し≫
先週の日経平均株価の終値は29,768円と、前稿比-86円(※+677⇒ ▲615→ +74→ +854→ ▲102→ ▲1051→ +497→ +741→ +1,116→ ▲968→ +112円→ +380→ +695→ +681→ +106)の下落となった。しかし、週を通じて好調だった米国市場は週末金曜日も値を伸ばし、日経平均CFDも29,939円まで力強く上昇している。
TOPIX(東証1部)は、終値1960ポイントと週間で-12Pの小幅安。同じくCFDでは1,971Pまでは戻している。前稿では「ボーナスステージに入る週!」と記したが、現在でもその考えは変わっていない。
そしてNYダウは、週間で+492ドル高となる、33,801ドル(※前稿比+237⇒ +444→ ▲129→ +1207→ +564→ +460→ +44→ +335→ +1140→ ▲1014→ +182→ ▲284→ +492→ +427→ +133)と、またもや史上最高値更新である。
週の前半は、日本株だけ波乱に見舞われるような形で株価は不安定も、日経平均は25日線(※現在29,443円)にタッチするほどには崩れない、どっちつかずな相場付きだった。
筆者は持ち株を売ることなく、逆に上方修正での材料出尽くしで下がったように思えた「AFCHD」(2927)を購入した。コロナ禍で健康食品が売れており、同社はその関連銘柄だが、決算説明資料を読むと幅広い事業で業績好調なのが透けて見えるほどであり、再度の増額上方修正を期待している。筆者の持ち株が、ハイテクグロ-スとマザーズに偏っていることもあり、バランスをとった側面もある。
さて、先週のトピックスとしては、4月8日(木)のFOMC議事要旨だろうか。これで資産購入の縮小を急いでいないことが確認されたことは、これからの相場に大きい。これで次回の6月末の会合までは波乱は起こりづらいであろう。
そんな中、やっぱり注目するのはナスダックを構成するようなハイテクグロース株である。なんといったってナスダク市場は、コロナ禍の2020年度でさえ+4.6%の増益だったが、2021年度は+86.5%増益予想で、2022年度も+20.8%であるのだ。確かに株価指数はすでに大底の昨年7000から13900まで、198.6%と約2倍になっているが、2021年までの増益率を掛け合わせるとこちらも+195%。さらには2022年度までを掛け合わせると、235.7%となり、これを株価指数にも反映させると、ナスダック指数は16,499まで上昇する計算になるのだ。

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