アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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≪連載(218回目)≫アッシュブレインの資産運用ストラテジー 今週の相場展望(2月8日~2月12日)

プロフィール 投資歴22年、兼業投資家。投資で勝つために必要なのは、1に「メンタル」、2に「需給」を読む力、3に「ファンダメンタルズ分析」だと考えている。安定した資産形成を促すことを心がけている。

≪先週の相場振り返りと今週の見通し≫
先週の日経平均株価の終値は28,779円と、前稿比+1,116円(※▲968円⇒ +112円→ +380→ +695→ +681→ +106→ ▲94→ +106→ +118→ +141→ +1061→ +1348→ ▲540→ +106→ ▲208→ +590→ ▲176→ ▲155→ ▲46→ +201→ +205→ ▲37→ ▲369→ +959→ +620→ ▲1042)の、すさまじい反発となり、先々週比でみると倍返し、以上となった。その夜、金曜日米国時間には、あまりよろしくない米国の雇用統計が発表されるも、波乱はなく、日経平均CFDは28,784円と小高く引けている。
またNYダウは、週間で+1140ドル高となる、31,122ドル(※前稿比▲1014⇒ +182→ ▲284→ +492→ +427→ +133→ ▲172→ +308→ +430→ ▲217→ +1821→ +1157→ ▲1809→ ▲295→ +20→ +904→ +508→ ▲483→ ▲9→ ▲467→ ▲521→ +724→ ▲1→ +498→ +1005→ ▲42)と大幅反発。これまで何度も跳ね返されてきた30,000ドルの節目近辺で反発したため、これはたいへん強い相場が戻ってきた感がある。
さて、先週5日金曜日の米国時間内には、バイデン大統領が推し進める米国追加経済対策が、2021年度予算案の形で、下院に引き続き上院でも可決された。1兆9000億ドル規模の経済対策の骨格に変化はなく、この後に民主党のみの賛成(財政調整法)で可決される道が開かれたことは朗報だ。現金給付も、1人あたり1,400ドルあるから、また新たなゲームストップ株を探して個人投資家が勢いづきそうだともいえる。
注目すべきは、これが米国時間の早い時間帯に発表されたにもかかわらず、セルザファクトの動きとならなかったことだ。そもそも週末なのに? 出来高が膨らまず(比較的少なかった)、急動意が起こりそうな地合いだったが、波乱がなかったことは今後の相場形成に大きく作用する、とみている。また、市場環境としても、コロナワクチンが普及していく段階で、まだ半信半疑な投資家も多そうで、ここで今週、株価バブルが突然止むとは思えない。
それではここから、日米ともに株価指数が最高値に迫っている中、何を買うべきか?
先週は相場の潮目が変わった感がはっきりでていた。そう、日経平均株価指数の高値抜けの前に(※高値は1月14日28,980円)、TOPIXが新高値を抜けてきたのだ。代わりにこれまで相場をけん引してきた大手ハイテク株は、軟調さが目立つ。

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