アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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≪連載(211回目)≫アッシュブレインの資産運用ストラテジー 今週の相場展望(12月14日~12月18日)

プロフィール 投資歴22年、兼業投資家。投資で勝つために必要なのは、1に「メンタル」、2に「需給」を読む力、3に「ファンダメンタルズ」だと考えている。安定した資産形成をすることを心がけている。

≪先週の相場振り返りと今週の見通し≫
先週末の日経平均株価の終値は26,657円と、先週末比-94円(※前回+106⇒ +118→ +141→ +1061→ +1348→ ▲540→ +106→ ▲208→ +590→ ▲176→ ▲155→ ▲46→ +201→ +205→ ▲37→ ▲369→ +959→ +620→ ▲1042)の小幅反落となった。その後、夜の日経平均CFDは26,614円と小幅値下がりだ。体感的には先週は下がらなかったな、といった感じか。
NYダウは、週間で-172ドル安の30,046ドル(※前稿比+308⇒ +430→ ▲217→ +1821→ +1157→ ▲1809→ ▲295→ +20→ +904→ +508→ ▲483→ ▲9→ ▲467→ ▲521→ +724→ ▲1→ +498→ +1005→ ▲42)とこちらも小幅反落。米国株は、何度も跳ね返された30,000ドルは越えて引けている。
先週の日米株価指数は、先々週末から小幅安程度で底堅い動きだったが、ここから株価指数が「上を目指す展開」になるとは微塵も感じなかった。
日本では、8日(火)の引け後の臨時閣議で、財政支出の総額が40兆円、事業規模総額73兆6000億円の追加経済対策が決定された。新型コロナ肺炎でこれまでに事業規模117兆円の経済対策が打ち出されているが、世界各国と比較しても、今回の追加経済対策は大きいと言っていいだろう。これを好感してか、日経平均株価に劣後していたTOPIXは堅調な展開となり、週間でプラスに浮上してきている(※テクニカルの項で詳細を後述)。
加えて、11日(金)には米国でファイザー社のワクチン接種が始まった。まずは医療従事者が優先されるので、一般人の接種は「来年3月末から4月初め(米当局)」ということらしいが、予定通りに進んでいるのに、株式市場の好感度合いが小さいように感じたのも気のせいだろうか!?
だいたい接種が始まったということは、何か副作用などの報道が出るならば株価指数にマイナスに作用するだろう。この雰囲気を先取りするように、SKEW指数(※テクニカルの項で詳細を後述)は高くなっている。

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