今年に入り、「オウケイウェイヴ」(3808。セントレックス。東京都渋谷区)の株価が暴騰している。
昨年12月中500円台だった同社株価は、今年に入ると急騰し出し2月1日には高値2180円。1カ月で実に4倍の暴騰ぶり。その後も急落していない。
ただし、これという決定的な買い材料は見当たらない。
あえていえば、ICO事業に乗り出すとしている点。
ただし、その検討のためにとりあえず仮想通貨交換業の登録申請を行うことを決めた(1月11日)、子会社と「GFA」子会社がICO事業に関する業務提携に向け基本合意した(1月19日)に過ぎず、ハッキリいって、まだ海のものとも山のものとも分からない。それにも拘わらず、なぜ暴騰したのか?
そこで気になるのが昨年6月、オウケイウェイヴのアドバイザー兼非常勤取締役に就いた松田元氏の存在だ。