プロフィール 投資歴22年、出版社勤務の兼業投資家。投資に必要なのは、1に「メンタル」、2に「需給」、3に「ファンダメンタルズ」だと考えている。勝ってもおごることなく、安定した資産形成を心がけている。
≪先週の相場振り返りと今週の見通し≫
先週末の日経平均株価の終値は21,710円と、先週末比-1042円安(前稿比+56→ +405→ ▲15→ ▲206円→ +33円→ +184→ ▲559→ +1056円→ +1420円→ +351円→ ▲142円→ +560円→ +357円→ ▲635→ +398円→ +1679→ ▲1569→ +2845→ ▲878→ ▲3318→ ▲393円→ ▲2245→ ▲301)と、久しぶりの大幅安となった。ただ、CFDは21,975円と+265円高で戻ってきている。
また先週のNYダウは、週間で-42ドル安(前稿比▲202→ +597→ +246→ +812→ ▲855→ +265→ ▲1505ドル→ +172→ +918→ +780→ +354→ +607→ ▲51→ ▲457→ +524→ +2666→ ▲585→ +2463→ ▲4012→ ▲2679→ +456→ ▲358)の、26,428ドルと小幅調整した程度。
まずは、筆者の先週の取引から振り返る。「痛恨の極みであり、時空を越えてやり直したい気分だ」ーー週明け月曜日は、「NF日経レバ2倍(1570)」に逆日歩が160円もついていたことで見に徹した。そして訪れた週明け火曜日。みるみる円高になっていくドル円レート。それでも日経平均株価指数に調整ムードは訪れず。AM10:30には日経平均ドル建ての数値がみるみる上がり続け、216.6ドルとなった。ここで筆者は「日経平均先物9月限」と「マザーズ先物9月限」を打診レベルのロットではあるが新規に売り建てた。これまで本稿にて、過去の数値を記し続けたことから、この数値が過去最高だった2019年12月の216.7ドルに迫っていたことに気づいていたからだ。この玉は、よっぽどのことがなければ9月SQあたりまで持ち越すつもりだった。
しかし、筆者の売った日経平均先物は、それでも崩れず小康状態。マザーズは多少利がのっていた程度。そして火曜夜間は、米国半導体大手・AMDの決算が水曜の朝方AM6:00に発表されることもあり、保有する先物にロスカット用の逆指値を入れて早めに就寝。そしてAM5:00に目覚めた。すると愛読する「世界の株価」のニュースに、「安倍首相、消費減税の検討開始。10月解散の大義名分に」という速報がでているではないか!? 記事を見るに、8%ないしは5%まで視野に入って議論する方向と書かれていたため、日経平均で100円分、マザーズ先物も多少利がのっていることもあり、いったんリカクし、AMDの決算を確認してAM8:45まで仮眠をとったつもりだった。残念にも次に目が覚めたのはAM11:00。すでにがっつり下がっていて、ここから売り直そうにも消費減税の話が脳裏をよぎり、ここからの新規売りに入れずにいた。
次に日経平均先物を売りで入れたのは、金曜日の夜にNYダウの200日線割れである26,200ドル近辺。この時点で、日経平均株価指数は22,000円程度あり、この日経平均先物の空売りのポジションは、ほとんど利益を出していない。先週は下がると思って市場に挑んでいて、この有様。
7月に入り、散々売り目線を貫いてきて、幸いにも堅調に利益を積み上げることができていたものの、この下落は取りたかった。またまた、本・サイト「アクセスジャーナル」もサイバー攻撃を受けて止まるなど、ほんとにトホホな1週間であった。★以下に注目銘柄あり