本紙でも既報の、寺井和彦元社長(冒頭右写真)と旧経営陣との間で続いていたゴタゴタは、その原因ともなっていた寺井元社長が勝手に自らが所有する「SAMURAI&J PARTNERS」(4764。JQ。5月より「デジタルデザイン」から社名変更)株式を「Jトラスト」(8508。東証2部)の藤澤信義社長(冒頭左写真)に譲渡しようとした条件が3月8日開催のSAMURAI社臨時株主総会で認められ、翌日、藤澤氏個人で31・96%を保有することに(藤澤氏は社外取締役にも就任)。
買収額は約9億円。藤澤氏にすればしてやったりだろうが、新たな難題が持ち上がっている。