地場証券といっても、ここでは弱小零細証券を指す(冒頭写真の解説は後述)。
日経平均こそ年初来高値で活況なものの、個人投資家の多くは過去の成功体験が邪魔をし、低迷している新興市場や小型仕手株を評価損を抱えたまた保有しているのが現状だろう。
零細地場証券の顧客は特にこうした仕手株好きが多く、なおさら身動きが取れなくなっているのではないか?
そんな中、ある零細地場証券で最近社長交代があった。
実質創業者が長年経営していたが、手数料も上がらず、自己資本比率が危険水域手前まで低下。過去の不祥事による金融庁からの処分もあって、社長交代で経営立て直しに動き出したかのようだ。しかしこの証券会社、兜町では良い噂を聞かない。