『週刊文春』10月31日号に、施工不備で経営悪化の「レオパレス21」(8848。東証1部)に関する記事が載っている。 そのタイトル「孫正義とインドの黒船OYOがレオパレス買収に触手」からも察せられように、孫氏率いるソフトバンクグループと、インドの格安ホテルと賃貸住宅提供の「OYO Hotels & Homes」がレオパレス買収に触手を伸ばしているという内容。 その根拠として、ソフトバンクとOYOは今年3月から合弁会社「OYO LIFE」で「不動産業界のアマゾン」を目指している。また、レオパレス創業者である深山祐助氏が立ち上げたレオパレスと同業態の「MDI」を9月に買収した事実などを挙げている。 これらは、すでに本紙が10月3日、「宝田陽平の兜町アンダーワールド」で報じた「ソフトバンク、レオパレス創業者のMDIと業務提携」というタイトル記事の内容と酷似。 もちろん、「天下の文春」がパクリをするわけがなく、偶然、同じ視点となったのだろうが、参考までに指摘しておく。…