額面を大きく下回るような上場企業の株を超低位株という。
ジャスダック上場の衣料・飲食2本柱の「イチヤ」(高知市)、マザーズ上場のホット・ヨガなどを展開する「ニューディール」(東京都新宿区)など、共に10円割れ(額面50円)なのだから、まさに代表的な銘柄だ。
これほど株価が安いのは、もちろん業績が悪いからに決まっているが、新規事業に乗り出すとか、そのために増資もするとかいったこれという“買い材料”もないのに、2月27日に突如、売買高が急増、株価も上がって(写真右=イチヤ。左=ニューディール)、兜町では話題になった。