地元・大分県大分市内のキヤノン子会社工場建設を巡り、キヤノン会長の御手洗冨士夫会長、土地を提供した大分県(大分県土地開発公社)、建設した鹿島、これら仲介をした御手洗氏の幼馴染みが社長等を務める大光なる会社との間で、総投資額約1800億円の工事建設名目のカネの内、約30億円の申告漏れが明らかになり、そのカネの流れを巡って疑惑が出ているのは本紙でも既報の通り。
ところが、その約30億円の一部が、京都大学関係者に流れていたのではないかとの疑惑も浮上。それを裏づけるとする「レポート」まで登場している。
キヤノンと京都大学は2006年7月から、次世代の医療用生体画像技術の開発・実用化に向けて共同研究を開始。10年後の製品化を目指すとしている(写真=発足時の共同記者会見時のもの)。