例のイージス艦衝突事故は、本紙既報の通り、次々と新事実、そして怠慢としかいいようがないイージス艦、防衛省側の対応が露見しているのはご存じの通り。
見張り員等は(マイク付きヘッドホンで)情報を共有しており、伝令に自己判断で伝えないことなどあり得ないと本紙は報じたが、奇しくも「毎日新聞」も、「見張り員は本来、(相手が避けてくれると思ったと)判断する立場にない」との統合幕僚監部の幹部の声を報じている(写真=2月27日朝刊より)。
そんななか、仰天すべき情報が入って来た。
わが国公安が、未だ行方不明の「清徳丸」の2人につき、事故当初、ある可能性もあるとして身元調査などを行っていたというものだ。
誤解の無いように最初に断っておくが、その可能性はほどなく消えたという。
だが、未だ防衛省内ではその疑惑はくすぶり続けているという。
その驚くべき、公安が抱いた“疑惑”とは……。