アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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破たんした介護老人福祉施設「すずしろの郷」に入り込んでいた新田グループ残党

すずしろの郷」(東京都練馬区)といえば、06年11月、東京都から業務停止命令を受けて破たんした介護老人福祉施設(写真=読売新聞オンライン06年10月29日記事より)。
介護老人福祉施設という、我々の税金を財源とする介護保険から多額の補助金を得ている施設が業務停止命令を受けたのは全国初ということで、当時、全国紙を始めとする大手マスコミでも大きく取り上げられた。
同施設を運営していたのは「杏稜会」という医療法人社団だった。
開業当初から稼働率が低迷。経営が苦しいところに悪徳病院ブローカーが介入。経営権を巡って内紛が起き、理事長が実に50回以上も交代するという異常事態が起きていたことは当時も指摘されていたが、何とその理事長のなかに、病院乗っ取りグループとして有名な「新田グループ」残党の息がかかっていると思われる人物(歯科医師)がいたことを本紙は掴んだ。
しかも、その歯科医師は、本紙が2006年9月28日に報じた、警視庁もマークしていた新宿区四谷の歯科医院も経営していたのだ(現在は閉鎖)。

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