コーヒーの「ネスカフェ」等で知られる世界的食品企業「ネスレ」(本部・スイス)の一般的イメージは悪くないが、数々の問題が同社にあることは本紙でも報じて来た通り。
日本法人「ネスレジャパン」(本社・神戸市)による解雇事件(地位確認等請求事件)もその一つ。この件は2006年10月、最高裁で労働者側(2名)が勝訴し、職場復帰を果たしたはずだった。
ところがその一人、栗村新市氏に対し、昨年9月から、ネスレジャパンの管理職や御用組合役員等が連日のように大勢で取り囲み、「会社をやめろ!」などと罵声を浴びせ、人権侵害を行っているという。
(写真=「赤旗」2月2日記事)