アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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わが国市民団体データを無断使用、改変ーー韓国与党が公開した「放射能汚染地図」

これでは、さすがに嫌韓を煽るヘイト勢力を利してしまうのではないか!? そんなマズイ事態が生じている。
韓国の政権与党「共に民主党」が9月26日、日本の東北地方の「放射能汚染地図」を作成・公開(下写真)し、来年の東京五輪は宮城スタジアム、福島県営あづま球場でも開催されるが安全が確保されていないと問題提起した件だ。
冒頭に掲げた「毎日」(9月28日)記事を見ただけでは、わが国と韓国政府が放射能を巡ってもまたいがみ合っていることしかわからないが、この「放射能汚染地図」、公開時、わが国の市民団体「みんなのデータサイト」の公開資料を元に作成したとブリーフィングしていたが、そのみんなのデータサイトは9月28日、「共に民主党」側に、文書申し入れをしたとIRしたからだ。
それによれば、何の断りもなく無断使用した上、公開した汚染地図は「みんなのデータサイト」のものと比べて(現時点で)該当する地点、測定値がみつからず、科学的な資料としての必要条件を満たしていないと言わざるをえないと。事実と異なる測定値の情報が公開され、流布されたことは、私たちの団体サイトの信頼性を著しく損なうもので看過できないなどとしている。

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