アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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特別背任容疑で東京地検が家宅捜索したPCIの社長、責任とり退任

元社長の荒木民生氏などの特別背任容疑で、東京地検特捜部が今年10月、世界的な建設コンサル「パシフィックコンサルタンツグルール」(本社・東京都多摩市。左写真)の海外主要企業「パシフィックコンサルタンツインターナショナル」(PCI)などの家宅捜索を行ったのは本紙でも既報の通り。緒方重威元公安調査庁長官も絡んでいただけに、なおさらその行方が注目されるところだ。
そのPCIの多賀正義社長(右写真)は12月20日、「捜査を受け、関係者に多大な迷惑をかけた」として退任することを発表した。
前日の19日、株主総会があり、その場で了解されたという。
新社長には、竹谷公男総合開発事業部長が就くそうだ。
捜査は、山田洋行事件などで止まっているようだが、新年に大きな動きがあることはまず間違いないだろう。

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