アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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電子マネー詐取事件発生で、新市場「NEO」に早くも黄信号か

 11月3日までに、警視庁ハイテク犯罪対策総合センターは、北海道在住の会社員(28)など男性5名を逮捕したと発表した。
容疑は電子計算機使用詐取など。彼らは12月6日の上場が決まっている「ウェブマネー」(東京都港区)が運営する電子マネー(=WebMoney。横写真はそのロゴ)をネット上で購入する際、その金額を少なくて済むように改ざんし、約7万円の振り込みで約60万円を騙し取っていたという。
この事件発生でウェブマネーももちろん頭が痛いだろうが、それ以上なのはジャッダックの幹部連中かも知れない。つい先日、新興市場の惨状のなか、先端技術企業に特化した新市場として「NEO」(横写真)を設立、そこにウェブマネーは上場直前だった。
ところが、そのウェブマネーが売りとする先端技術=電子マネー決済で詐取事件が起きたのだから無理もないだろう。
しかも、逮捕された彼らは決してコンピュータのプロではない。実際、彼らは偶然にそのやり方を見つけ、いとも簡単に詐取を続けていたのだ。
そのやり方だが、

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