アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<書籍紹介>『北京五輪に群がる赤いハゲタカの罠』(浜田和幸。祥伝社)

 1953年生まれ。東京外語大中国科卒。米ジョージ・ワシントン大学大学院で政治学博士号取得。米戦略国際問題研究所、米議会調査局等を経て国際政治経済学者。
1999年1月、『ヘッジファンド』(文藝春秋)で衝撃のデビューを飾った著者の最新刊。
へッジファンドから10年以上経て、今回のテーマは「国富ファンド」。それも昨年9月に誕生した中国の国富ファンド=中国投資有限責任公私司(CIC)=赤いハゲタカの動向に最大の焦点を当てている。副題は「暴走機関車・中国の世界覇権戦略」。
このCICが今年8月開催の北京五輪を、政治的にいかに最大点利用しようしているのか、その実態を赤裸々に暴いている。
本書が出たのは、チベット騒乱前だが、北京五輪を通じてさらにチベット懐柔をも行おうとしていると指摘しており、今回の騒乱を予言していた感もある。

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