アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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山田洋行疑惑ーー11・8参院証人喚問に、元航空機課長招致も

参議院外交防衛委員会は11月2日、山田洋行疑惑に関し、10月29日の衆議院に続き、11月8日午後、参議院でも守屋武昌前防衛事務次官(写真)を喚問することを野党の賛成多数で決めた。  また、守屋氏を頻繁に接待していた宮崎元伸「山田洋行」元専務、「山田洋行」の米津佳彦社長の同日午前の参考人招致も決めた。  全会一致が慣例の証人喚問だが、自民・公明は欠席。異例の議決となった。  だが、参議院が与野党逆転していることを思えば、異例の割にはなぜ、こんな人選なのか疑問に思わざるを得ない。  前回の衆議院での喚問以降、贈収賄に関する重大な新事実は見つかっていないことを思えば、いまさら守屋氏だけ喚問しても、参議院の体面は繕えても、本来の喚問自体の内容は期待薄と言わざるを得ない。  その点、前回の喚問で出た唯一の贈収賄に関する具体的疑惑といえば、CX機のGE製エンジンの代理店(商権)獲得や防衛省との契約選定を巡るものなのだから、これを徹底して追求すべきだ。  となれば、宮崎元専務はもちろんだが、この件を巡っては、青木信義航空機課長(当時。写真)が昨年のパリの航空ショーで現地のGEを訪ね、山田洋行側に有利な発言をした疑惑も浮上、青木氏本人もこの件で発言をしたことは『サンデー毎日』の取材でも認めている以上、彼も呼ばないことには公平性を欠くというものだろう。それも、守屋氏同様、国家公務員幹部なのだから証人喚問すべきだ。  また、米津社長の参考人招致もおかしい。  米津氏は単なるお飾りで、山田正志「山田洋行」オーナーこそが、この間、疑惑が囁かれている久間章生元防衛相始め政治家との付き合いもそうだし、何より守屋氏への接待にしても、黙認どころか指示を宮崎元専務に出していたと思われる。いずれにしろ、山田氏が「山田洋行」のことに関しては一貫して最高責任者なのだから、彼こそを参考人招致しなければお話にならない。   漏れ伝わって来るところでは、山田氏は体調が優れず、喚問に耐えられないとのことだが、関係者によれば、実際の山田氏はかなり元気で、「最近も愛人と頻繁に海外との間を行き来している。つい先日も、飼い犬を乗せて、山田さんがベンツで外出するところを某テレビ局が撮影していることでも明らか」(事情通)とのこと。  思えば、そもそも最大の防衛族は旧竹下派で、小沢一郎民主党代表からして防衛族の一人。万一、それで一歩、引かざるを得ないなんてことはないと思うのだが……。…

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