アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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鉄鋼スラグ不法投棄、疑惑の現場を見学(千葉県館山市)

 本紙の連載「宝田陽平の兜町アンダーワールド」で2度に渡り取り上げた、製鉄の過程で発生する鉄鋼スラグの不法投棄疑惑だが、その告発者が、Hなる業者が行っているというその不法投棄現場に案内してくれた。
その現場とは、Hが所有する千葉県館山市内の丘陵地だった。
その前に、Hの本社のすぐ近くの港に案内された。
というのは、不法投棄を請け負っているとされる上場企業J社などから出た鉄鋼スラグは船でこの港に運ばれ、そこから不法投棄場所に運ばれるからだという。
したがって、港には現場に運ぶまで、その鉄鋼スラグが堂々と埠頭に野積みされているというのだ。
というのは、鉄鋼スラグはコンクリートや路盤材としてリサイクルすることも出来るので、そのために仮置きしていると合法を装うことが可能だからだ。
本当にそんなことがあり得るのかと半信半疑だったが、実際に、埠頭でそれらしき野積みを確認(冒頭写真)。その堆積物のサンプルを採取しようと思ったが、そこは市有地を賃借した場所で、気づいた警備員に追い出されたため、それは叶わなかった。
だが、素人による目視でも、それは鉄鋼スラグと思わないわけにいかない状態だった。

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