アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

特養“乗っ取り”で、懲戒申立に続き、街宣もかけられた弁護士

 いまさら弁護士が悪事を働いたからと聞いて、驚く人はまずいないだろう。
本紙で過去、報じたなかでいえば、田中森一(冒頭写真=08年3月31日撮影の『週刊新潮』掲載グラビアより)は塀の中に落ちたし、同じく佐竹修三 、同じく田中章雅、懲戒4回の伊関正孝氏なんていう御仁もいた。
まして疑惑や、道義的にいかがなものかなんてレベルでいえば、有名どころだけでも則定衛氏、河上和雄氏、矢田次男氏などいくらでも上げられ、それこそきりがない。
一度なってしまえば、懲戒制度があるとはいえ、これは身内の弁護士が決めるものだから、事件化でもしない限り、まず処分はされない。
しかも、わが国の弁護士は訴訟結果に関係なく報酬をもらえ、社会的に地位も高いから、ある意味、これほど気楽な商売もないといっていいだろう。
もっとも、そのなかでも特に目立つのが、検事を辞めて、あるいは定年を持って弁護士に転じたいわゆるヤメ検だ。現役とのコネクション、また検事の弱点を熟知していることを売りに悪党の弁護をやり、高額報酬をもらう御仁は多いからだ。田中元弁護士などその典型だったといっていいだろう。
そして、今回紹介する1人もやはりヤメ検だ。

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