アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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大場氏一派の介入を招いた「シスウェーブ」増資の狙い

 本紙連載でお伝えしたように、名うての株式ブローカー・大場武生氏(冒頭右写真)とその仲間によって実質、乗っ取られたといってもいい半導体テスト開発受託会社「シスウェーブホールディングス」(6636。JQ。神奈川県川崎市)――同社創業者で、会長にして、いまも主要株主の長岡利明氏(同左写真)はいったい、なぜ彼らの介入を許しているのか疑問に思うのだが、ある関係者はこう漏らす。
「当然、周辺者は長岡会長に意見しています。本当に、大丈夫なのかと!? ところが、技術畑出身で、人を疑わない長岡会長はすっかり信じ込んでしまっているようで、“心配ない”と平然としているんです」
こうしたなか、10月18日、シスウェーブは第3者割当増資と新株予約権発行をIRした。
払込日は共に11月5日。新株予約権がすべて行使されれば、総額2億3100万円の資金調達となる。
大場氏はこの増資にも、関与しているのか?
関係者が証言する。

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