アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「アドテック」の自社株に関する重大疑惑

 増設メモリから産機など用途別モジュールにシフトしている「アドテック」(6840。JQ)の自社株に関し、重大疑惑が浮上した。
アドテックは9月18日、第2位株主だったパソコン周辺事業の「MCJ」(6670。マザーズ)との業務・資本提携解消を発表。翌日、アドテックは、MCJが保有していたアドテックの全株式(15・58%)を買い付けた。
一方、同じ9月18日、アドテックは、業務・資本提携を解消し、所有株も買い取った相手MCJの代表取締役会長兼社長である高島勇二氏個人に、アドテックの筆頭株主である「パナ・アールアンドディ」(東京都渋谷区。田子悦郎代表=冒頭写真。アドテックの会長でもある)が全株主(24・32%)を譲渡することもIR。それは9月26日に実行され、結果、MCJの高島氏個人がアドテックの筆頭株主(24・32%)に踊り出、またパナはアドテックから一切手を引いた。
この事実を見て、何かおかしいと感じられないだろうか。

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