アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

「第2のAIJ」とも報じられる、詐欺商法で名前の上がった有名人

 400億円ともいわれる巨額資金を集めた詐欺商法が、いよいよ破綻の危機にあるという。
この詐欺商法の一翼を握っていたTなる者が、この5月のゴールデンウィークあたりに21億円ほどを持って海外に逃亡。そもそも詐欺商法故、破綻は時間の問題だが、そのため、一挙に破綻の危機が迫っているという。しかも、その投資のなかには山口組の資金も含まれていることもあり、司法及び税務当局も動き出したという。
そして、まるで「第2のAIJ」のようだと報じたのは、6月29日発売の会員制情報誌『ベルダ』(7月号)だ(冒頭写真=その記事)。
もっとも、この記事、社名Oや、T氏を始め、この詐欺に加担したとされるK氏などの名前はすべてイニシャルになっているし、この記事を見ただけではどんな詐欺商法なのかもわからない。
実はこの詐欺商法、「スポーツブック投資」を利用したものなのだ。
イギリスでは政府公認のブックメーカーと呼ばれる賭け業者がおり、競馬やサッカーなどがその賭けの対象。当然、賭け事故、リスクがあるわけだが、T氏らは多数のブックメーカーがいるなか、オッズに整合性がない場合があり、その際、その両方に投資すると100%リスクのない投資が出来ると謳い(しかも月利3?10%)、資金を募っていた。
(上写真=O社の入居ビル)

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