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香港の経済専門誌が「邱永漢」氏を批判する特集記事を組む

 香港の投資雑誌「Capital Weekly」(4月27日発行)が、「お金儲けの神様」ともいわれる邱永漢氏の特集を組んでいる。
何しろ、ご覧のように(冒頭写真)、雑誌の表紙に邱氏を大きく載せるほどの力の入れようで、7頁の大特集と来ている。
中国語故、その表紙を見ても、日本の読者はわからないと思うが、しかし、表紙の邱氏の姿、顔をしかめ、両手を合わせ、何やら変な様子。その横の大見出し(青色と、その下の大きな赤色文字部分)、要するに、「お金儲けの神様」の算盤勘定、つまり、邱氏の投資の勧めは的確かどうか検証するという意味なのだが、その見出しの右側の「短賺長蝕」とは、短期的には欺けても長期的には損をするというもので、つまり、有体にいえば、邱永漢氏バッシングの記事なのだ。
わが国では、88歳のいまも邱永漢氏は精力的に著書も出し、存在感ありで、バッシングの特集などお目にかかったことはなく驚きだが、その契機は、本紙が今年5月8日に報じた、中国山東省の上場企業、化学品大手「東岳集団」(00189/HK)の株を巡る邱氏の発言や行動。

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