アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「インボイス」株主代表訴訟で露見した、木村会長、高添社長らの重大疑惑(下)

 本紙は5月12日、通信料金一括請求サービス大手「インボイス」(東京都港区。木村育生会長=下写真)が起こされた株主代表訴訟の内容について紹介した(冒頭写真=「訴状」の一部)。
インボイスは、「アーバンコレクション」なる会社との間で、多量のテレフォンカードを買い取り、これを電話料金支払い代行の一部に充てたが、アーバンはテレフォンカード販売の実態がなく、かつ、アーバンと同じビルに木村会長が代表、高添社長が監査役の「カスク」なる飲食店会社があり、さらに、このカスク役員にはアーバンの社長も就いていたことから、木村会長らはインボイスでの地位を利用し、自分たちの私益のためにインボイスとアーバンとの間で必要ない取引をし、インボイスに損害を与えたという重大疑惑なのだ。
しかも、このアーバンはこの儲けを隠し、脱税で社長は有罪判決を受けてもいる。
この株主代表訴訟、第1回口頭弁論は5月26日午前11時から東京地裁であるが、木村会長らは時間切れの逃げ切りを図るつもりのようだ。

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