先の統一地方選で、「維新の会」ほどの大躍進とはならなかったものの、それでも道府県議選で43議席、政令市議選で48議席、市区議選で138議席を獲得し、存在感を見せた「みんなの党」。特に渡辺喜美代表(59。冒頭写真)の地元である栃木県議選では13議席を取り、県議会では一挙に第2勢力になった。
本紙では、以前も公設秘書の交通事故をスッパ抜くなどしているが、今回の疑惑はもっと重大なものだ。
それはそうだろう。我々の税金などから給与が出ており、それは公的仕事故であるところの公設秘書が、実は渡辺氏の子供の専用“お世話係”だというのが事実なら、それは公費の無駄遣い、私的流用の疑惑が出て来るからだ。
渡辺氏には3名の子供がいる(2男1女)。もっとも、一番末っ子の長女でも大学生というから、本来なら手がかかるわけもない。この件は実は渡辺氏が表には出していない深刻な家庭問題でもあるという。