アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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介護事業関係者の間で悪評が飛び出すヤメ検大物・堀田力氏

 堀田力氏(写真)といえば、東京地方検察庁特捜部検事としてロッキード事件を捜査。起訴後、田中角栄元首相に論告求刑を行った検事として知られる。法務省大臣官房長を最後に退官。現在は弁護士、財団法人さわやか福祉財団理事長として活動。全国紙を始めとするマスコミに福祉関係の特集で度々登場しているから、一般の方でも写真等で目にして知っている方も多いのではないだろうか。
いまや福祉のスペシャリストといった感じだが、最近、堀田に関して疑問視する声が福祉関係者の間から聞こえて来る。
その一つは、ご存じ、コムスンの事業譲渡に関して。
この事情譲渡は第3者委員会が行い、その委員長を務めたのが掘田氏。
周知にように、すでに譲渡先は決定したが、サービスの「質」を低下させないためという理由で大手を中心に16業者に譲渡された。だが、そのなかにはコムスン同様、介護報酬の不正請求を行っていた大手業者も含まれており、これに対し、「これでは最大手の起こした不祥事の抜本的解決になりようがない」との批判の声もある。
そして、これ以外にも、疑惑の目で見られる件が出ている。

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