アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

<記事紹介>「評判のよい医師ほど睨まれる厚労省『医療費削減策』の矛盾」(『ベルダ』。本紙・山岡。07年10月号)

 連載している月刊総合誌『ベルダ』最新号で、本紙・山岡は保険医が適正に保険診療をやっているかどうかチェックする「個別指導」、「監査」システムの矛盾点等を取り上げた(上写真。3頁記事の1頁目)。  このチェックはいま年金問題で槍玉に挙がっている社会保険庁に属する指導医療官(「技官」と呼ばれる。医師免許を持つ)が中心になって行うが、ともかく医療費圧縮を高圧的かつ紋切り方に押しつける傾向があるようだ。 金儲けすべく意図的な不正請求をやっている不良医師が処分を受けるのは当然だが、そのため、患者のためを思って熱心に診療している医師までが処分を受けてはたまったものではない。 しかも、技官自身が金銭授受していては(下写真の右記事=「山梨日々新聞」07年5月17日)お話にならない。 (以下に記事2、3頁掲載) 記事でも少し触れたが、真面目な医師でも処分を受けた典型が山梨県甲府市で「みぞべこどもクリニック」(写真上)を開業している溝部達子医師(下写真)のケースだろう。 2005年11月、保険医の取消処分を受けたが、これを不服として取消を求めるべく提訴。並行して、この判決が出るまで保険医取消の執行停止仮処分を申請したところ06年2月に認められた(無料部分記事の下写真左記事=「山梨日々新聞」06年2月4日)。 同内容で認められたケースは過去1件しかなく、いかに溝部医師への処分が問題があり得るか忍ばせる。取消処分を受けた際、患者などからごく短期間に3万名近くの嘆願書が集まった。 しかし来年夏ごろには判決を受け、保険医取消が確定する見込みが濃厚だ。 地元医師会と対立していることなどもあり、溝部医師救済に名乗りを上げる医師は皆無。大手もただ執行停止処分が出た事実を報じるだけで、このシステムの矛盾や癒着疑惑といった闇の部分は追及しないのが現状だ。…

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