アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

『週刊アサヒ芸能』の異例のお詫び広告の背景

先週発売の『週刊アサヒ芸能』(9月13日号)が、異例といっていいお詫び広告を載せている(写真)。  まるまる1ページ使っているというのもそうだが、その広告が載っている場所も、表紙をめくった巻頭の1ぺージ目という異例さ。というより、異様な出来事といった方がいいかも知れない。  そのお詫びの内容もまた異例だ。  事実無根の記事を本当に載せたのなら,謝るのは当然だが、このお詫び広告には加えて、今後、「五社会」に関する記事並びに写真は一切掲載しないと、取材の放棄とも受け取れる文言まで記されているからだ。  この点も異例というより、もはや異様といっていいだろう。  いったい、8月30日号の同誌が一つの売りにしているヤクザ関連記事の何がそこまで問題とされたというのだろうか。  お詫び広告に目を通す限り、8月30日号に掲載された記事後半(写真記事の「新たに正式決定した縁組み」の小見出しで始まる箇所)の、指定暴力団「二代目親和会」会長と山口組系2次団体「光生会」(福岡県)会長との縁組みが事実無根となっている。なお、「光生会」会長は山口組六代目体制になって新設された「幹部」に抜擢されている。 「記事の記述通り、縁組みはされる予定だったんです。  ただし、記事にあったように予定日は9月下旬で、問題とされた記事が出たのは8月中だからまだ1カ月以上先の話だった。  アサ芸にこの情報を提供したのはどうやら二代目親和会サイドのようだ。  そこで山口組サイドから、二代目親和側から頭を下げて頼んで来たから応じてやっているのに、うちに断りもなく勝手に情報提供し、またそれを受けてうちに断りもなく書くとはアサ芸はけしからんと文句がついたらしい。そして、この縁組は流れた」(事情通)  山口組の動向をメーンに記事作りしている以上、同団体の許可を取ることはその業界では鉄則とされる。  そういう点からすれば、アサ芸は大きなミスを犯したのか知れない。  だが、一方でこんな見方もある。 「そのミスを幸いに、山口組側は予定されていた縁組みをご破計にした。アサ芸はそのためんのダシに使われたことになる。しかも、それでアサ芸は二代目親和会を含めた五社会の記事を掲載しない約束までさせられた。暴力を背景にした編集権の侵害ではないのか」(事情通)…

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